株式会社あらいにも多様なメンバーが揃っています。今回は一番の古株メンバーとしてあらいを支える美延さんを紹介します。
縁
2年制の夜間の建築専門学校を卒業した後、地元の建築設計事務所で1年ほど働きました。
仕事の内容としては、元請から依頼されたCAD図面を書いたり、役所へ打合せに行ったり、合間には現場下見などをして、とにかく毎日忙しく過ごしておりました。
仕事に不慣れだったこともあり、深夜まで働くことが常態化していました。
そのような激務からストレスで少し人格にも影響が出始め、半年間で2度も突然意識を失うなどした為、このままではいつか取り返しのつかない事態になると思い退職することにしました。
その当時、お付き合いをしていた彼女と結婚など考えていた時期でもあったので、次の仕事は間違いのないものにしたいと思っていました。
そして新しい職を探していたところ、荒井社長に声をかけていただき入社することになりました。会社としても人を探していた状況だったのでタイミグよく採用してもらいました。
実は建築の専門学校に行く何年か前に、今の会社の前身である、あらい物産でアルバイトをしていたことがありました。
当時は社長ともう1人の男性の2人だけで仕事をしていましたが、数年後に再び入社すると社員が10人ほど増えており驚きました。
仕事内容
午前中は主にメールやSNS、FAXや電話で頂く注文や問い合わせを時間制限がある中、迅速かつ正確に処理していきます。
一日の中で朝は特に得意先さまが来店することも多いので、時間は非常に慌しく過ぎていきます。しかしそのような状況でも突発的に発生する非常事態、例えば急に現場に走らなくてはならない事などにも対応します。
この話をそのまま読むと、そんなことできるわけが無いと思うかもしれませんが、当社には頼れる仲間がいます。困ったときは皆が直ぐに力になってくれるので不測の事態にもしっかり応えることができます。
そして昼からは得意先へ配達や現場搬入、見積りの打合せ等をこなします。夕方帰社してからは閉店作業と終礼をして明日の準備を済まし帰路につきます。
仕事への取り組みとして特に意識していることは、問い合わせを頂いた時に、聞かれている内容の答えだけではなく、それに付随する商品の提案や納期回答、新商品での置き換えなどもするようにしています。
休日の過ごし方
休日は子供たちと公園に行ったり、一緒にTVゲームやお絵かきをしたりしています。また昼ごはんや晩御飯を作ったりすることも多くあります。
メニューは簡単なものばかりですが、焼飯は子供たちのお気に入りになっています。そして洗濯や掃除などにも精を出します。メリハリやON/OFFというような感覚ではなく自然にすべて行っていますので、アレをしなければ、コレもしなければというような追いかけられるような状態にはありません。
合間には本を読んだり調べ物をしたりして休日も非常に充実しています。
エピソード
働き始めたころは、商品の納期遅延やメーカーの商品選定ミスなどを、全て私は悪くないという姿勢を取り続けており得意先から『俺はお前に注文してるんや!』と怒られたりしました。
現在は簡単な内容でも思い込みで注文や見積りをせず、些細なことでも都度必ず確認することを心がけ、得意先を困らせることが激減しました。
少数精鋭という言葉がぴったりくる会社ですが、皆が好き勝手に個人の仕事しかしていない、ということはありません。
誰かが困っているときは、直ぐに全員で知恵を出し合い解決策を考え実行に移します。そういうことを特に意識することなく自然にできる雰囲気が社内にはあります。
このような雰囲気の中で仕事をすることは人生においてとても有意義であると思います。ぜひ実際に感じてみてください。