あらいが始めたシステム販売事業は建設卸業者を理解して開発されました。今回は従来のシステムの問題点と、アゲタスの強みについて紹介します。
システムのこれから
世の中には様々なシステムが存在します。金融システムは皆さんが銀行で預金の引き出しや預け入れをする際に役立ちますし、大学には履修システムというのも存在するでしょう。システムが存在する前は、手作業で管理していたものがシステムの導入によって、瞬時にして処理できるようになります。そして、煩雑な事務作業にかかる費用や、人的ミスを防ぐことができるのです。
このように、システムは人々の働き方改革と非常に親和性が高いものです。人手が足りなくて困っていたり、残業時間を抑制したいと考えている会社は、システムの導入で、飛躍的に仕事を効率化できるでしょう。
現在、働き方改革は日本全体の課題となっており、システム需要は一部の業界、企業だけのものではありません。会社規模、知名度に関わらず、ますます幅広い企業がシステムを導入していくことでしょう。
アウトソーシングの問題点
かつては、企業内部の情報システム部門がシステム構築を行っていました。しかし、現在では自社でシステム構築を行うのは珍しくなっています。それは情報システムが複雑になっており、自社で対応できなくなったり、費用が高額になってしまったりするからです。そこで外部の情報システム会社に外注するのです。
しかし、現場で業務に携わっていなければ、気づかないような問題点は存在します。情報システム会社は顧客企業の視点をどうしても欠いてしまうのです。とりわけニッチな業界においてはその兆候も強いと予想されます。
アゲタスの開発
そのような問題点を解決するため、あらいが自社開発したシステムがアゲタスです。あらいの業務を効率的に管理するために開発され、実際10人ほどの会社ですが、理想とする会社へ成長を果たすことができました。このシステムの売りは大きく三つあります。
一つは、建設卸業者を理解したシステムであるということ。住宅設備機器の総合卸を行う「あらい」が開発したシステムなので、卸業者・商社の実態を理解しており、現場の担当者が使いやすいものになっています。
二つ目はシステム化の実績・ノウハウがあることです。
三つ目は、実際にあらいで運用されて、結果が出ているということです。
このように、あらいは卸売業の枠に留まらず、システム販売にも進出しています。今後、あらいがどのような会社になっていきたいのか、紹介している記事もありますので、気になる方は是非そちらもご覧ください。