「株式会社あらい」では、今新たな取り組みをしています。それはアゲタス構想。これまでのリフォーム・増改築のプロであるお客様に商品を販売する事業とは異なる構想です。あらいはこのアゲタスによって、更なる発展を目指しています。今回はそのアゲタス構想について紹介したいと思います。
「株式会社あらい」の事業
「株式会社あらい」は、住宅設備機器の卸売を営んでいます。基本的には、住宅設備機器の総合卸を柱とし、お客様の利便性を追求した結果、総合店頭販売を始めることになりました。また、日本全国のお客様に商品在庫を届けるEC販売を行っていきます。
これらは別個のものというよりそれぞれ関連しあったものです。店頭販売は、卸売のための倉庫を使って販売していますし、EC販売においても売るものは変わりません。
しかしながら、アゲタスはそれら3つの事業とは大きく一線を画すものなのです。
一つ目の違いは、メーカー機能を持つということ。アゲタスは従来の卸売と異なり、自社で製造、販売するものです。
二つ目の違いは、業種と商材。住宅設備機器ではなく、システムを取り扱うことです。
アゲタスとは
アゲタスが、従来のあらいの事業とはまるで異なることを説明してきました。それでは具体的にアゲタスとは何なのでしょうか。
アゲタスとは、もともとは「株式会社あらい」の業務効率化のためにつくられたもので、会社をまるごと業務管理することができるシステムです。アゲタスは、株式会社あらいの内部の業務効率化を念頭に置いてつくられたため、現場の担当者が使いやすいように開発されていることが最大の特徴です。実際に、あらいもこのアゲタスを用いて多くの課題を解決し、さらなる業務効率化を達成することが出来ました。そして、自社のみならず、このシステムを同業他社にも販売していこうと考えるに至ったのです。
アゲタスの強み
アゲタスのブランド理念は、「徹底的に現場主義」です。これは、あらいと同じような業種(住宅設備、建材、金物、管材、建築金物など)と業態(卸売、店舗販売、ネット販売)の企業様の業務システムをまるごと統合することで本当の意味での業務効率化ができ、人と企業が成長できるという社会的価値を言い表したものです。アゲタスの強みは大きく分けると2つあります。
まずは建設業の卸業者・商社を理解した上で設計されていることです。あらいは創業から20年以上、卸売業を営んできており、現場の実態を深く理解しています。そもそもその状態を改善するためにアゲタスを導入したという経緯もあり、現場の担当者のことを最も考えているシステムだといえます。さらに、販売方法が違うものを一つのシステムでまとめて管理ができることも大きな目的としています。
二つ目は、実績とノウハウです。このようなシステムを作りたいとただ夢想しているのではなく、実際にシステム化され、社内の効率化にも成功しています。
これら二つの強みは既存のシステムにはないと考えており、今後はアゲタスとともにシステムメーカーとしても発展していくつもりです。
あらいの挑戦が始まる
2018年、あらいのシステム販売事業が本格的に始まります。ここまでの流れを見てくださると分かるように、この挑戦はこれまでのあらいの歴史を変えるものとなるでしょう。しかし、あらいの考えが変わるわけではありません。これからも顧客に信頼してもらい、多くの人々を幸せにし、社会に感動を与えていくように日々邁進していきます。