あらい哲学は「株式会社あらい」における哲学です。これは会社を大きな木に例えたとき、根っこにあたる部分ですから、入社前には理解し、共感してもらう必要があります。そこで、今回はあらい哲学について、詳しく紹介していきます。
哲学とは
哲学とは、ギリシア語のphilosophiaから西周によって訳された言葉です。ただし会社において哲学という場合は経営哲学を指す場合が多いです。経営哲学は企業が経営を行っていく中で、こういう活動を行っていきたい、このようにして社会に貢献していきたいということを示すものです。これは企業を一本の木だと考えると、根っこになる部分です。根っこが違う人物が会社に入っても、文字通り根本が異なるわけですから上手くいきません。どんな手段を使っても金を稼ごう、儲けようという会社に、社会貢献したいと考える学生が来ても会社になじめないでしょう。
学生の中には、経営哲学を「便宜上書いているだけだろう」という風に、甘く考えている人が多いかもしれません。しかし実際には、社長が経営哲学に込める思いは強いです。というのも、起業をするときに、核になる部分が経営哲学だからです。また、その考えのもと事業を行っているので、根っこの部分が異なれば、業務の様々な領域において、衝突が生じます。改めて言いますが、どのような会社に入るにしても哲学への深い理解は重要なのです。
あらいの経営の原点は、
私自身がなんとしてでも会社をよくしていくことでその周りの人たちを幸せにして、共に自分も成長していきたいと考えたことです。仕事に没頭していく中で、たくさんの失敗や、困難に立ち向かって乗り越えたこと、成功の経験から生まれたその時々の仕事のこと、人生について葛藤する中から「経営哲学」と「人生哲学」が生まれ、私なりの哲学になりました。それが「あらい哲学」です。
私は、しっかりとした哲学を決めれば、自分の人生も、会社の未来もおのずと良い方向に向かうと考えるようになり、その哲学が漠然とですがとても大切なことだとわかるようになりました。
そして、人生を共に歩んでいく仲間の心を一つにまとめていくためには、私自身考え方、つまり「あらい哲学」を磨きつづけなければいけないと考えるようになりました。
あらいの経営理念を追求していくための哲学
あらいの経営理念は「社員の幸せにすると共に、増改築・リフォームの業界になくてはならない存在を目指し、社会に貢献する」です。
私は、経営理念を人生のすべてをかけてでも追及していくことが自分の使命だと考えております。
この経営理念を追求するためのものが「あらい哲学」になります。
【あらい哲学】=「経営哲学」+「人生哲学」
あらい哲学は、「後悔のない、本当に良い人生を送っていくために、人として『すばらしい生き方』をしていくことが正しいと思う」ことを基本に、道徳的なものを大切にして、三方よしの経営を実現し誇り高い人生を歩んでいくことがとても大切であると考えています。
私は、一人ひとりが素晴らしい人生を歩んでいくためには、あらいがいつまでもいい会社であり続ける必要があると考えています。あらい哲学を、仲間が共有し共鳴し実践していく事で、社員と私が心を一つにすることができ無限の可能性を秘めた組織風土にすることが出来ると考えております。そうすることであらいは発展し続けることが可能になるのです。
まずは、経営理念を追求していく中で、自身の日々の問題(仕事、人生)をあらい哲学と照らし合わせて真剣に考えることが必要で、主体的に自分のものにすることが、すべての土台であり始まりでもあるのです。
仕事、人生を通して自分を磨いて向上させていくための、人生道場の様な場所が株式会社あらいであります。
そのように考えることで、本当に良い人生を送って行くことができると確信しています。