会社は半永久的に存続、発展することを目指し設立されます。そして、存続、発展していくためには社員の方向性を揃え、株主、債権者たちに応援されるような5年から10年の長期的目標が必要です。そこで今回は、株式会社あらいの長期的な目標について紹介したいと思います。
個人の将来と会社の将来
個人においても、長期的なキャリアビジョンを考えた方が良いとしばしば言われます。個人が持つ将来のビジョンは、「夢」と「志」に分類することができます。夢とは、個人的なもので、「将来はサッカーの選手になる!」「将来はお嫁さんになりたいなぁ!」といった個人単位ではかるものです。
一方志とは、個人を超え人々を含めた社会に影響をあたえ、時間を超え、時代に影響を与えるもので、「世の中の仕組みを変えるんだ」「みんなが笑顔で暮らせる社会を作るんだ」といった厳しい未来への挑戦です。
有名人などを見ていても、将来なりたい自分象を強く持っている志を抱く人しか、目標を叶えることはできません。
社会人なると、「志」が重要になってくるでしょう。その理由を次の項で説明します。
長期的目標はなぜ重要か
一つ目は、社員の方向性を定めるためです。短期的な目標しか立てていないと、短期的にはよくても長期的には悪い行動をとってしまうことがあります。
例えばプロ野球で、内野ゴロを打った打者に対し、観客が全力疾走を求めることがあります。しかし、プロ野球の長期的目標は、「シーズンを通し日本一になる」「連続優勝できるチームになる」といったことです。凡打の可能性が高い打球に、全力で走らないことはケガの危険や体力の消耗を考えると、理にかなった戦略なのです。
同様に会社においても、今期の売上目標を達成するため、頑張って過労死したり、粉飾を行っては元も子もありません。長期的にしっかりした目標を持つことで、社員の気持ちを揃え、組織を引き締めることができるのです。
二つ目は、利害関係者の同意を得るためです。会社が経営を行っていくためには、利害関係者との利害を調整する必要があります。例えば、銀行から有利な条件で融資を受けるためには、長期的に魅力のある事業をしているかということも、重要です。また、長期的に魅力のある事業をしていれば、地域住民から誇りに思われ、良好な関係を築くことができます。
あらいの長期的目標
長期目標を設定する上での大前提は、あらいの経営理念である「社員の幸せにすると共に、増改築・リフォームの業界になくてはならない存在を目指し、社会に貢献する」を追求していく事です。
そして、3つのソリューション(問題解決)を大きく分けると戦略型店舗(社員が有効利用するべきもの)に関してと、社員(社員に求められるもの)に関してがあります。
●社員が有効利用するべきものは、①多種多様な商材を取り扱い、豊富な商品在庫
●社員に求められるものは、②気持ちのいい対応(明るく元気、親切、丁寧、気の利いた)⓷豊富な知識と経験を活かしたスピードと正確性
社員が有効利用するべきものと社員に求められるサービスとが合わさって、お客様の利便性を追求した戦略的倉庫を展開し、その3つを駆使することで、1企業で何でも揃えられ問題を解決することのできる最も信頼される企業を目指しております。
現在の総合卸+店舗販売の形態で売り上げ規模15億を目標とし堺一番を目指し、2店舗、3店舗目を展開しそれぞれの地域一番店を目標としています。
また、システム面に関していえば、あらいと同じような業種(住宅設備、建材、金物、管材、建築金物など)と業態(卸売・店頭販売・ネット販売)の企業様の業務システムをまるごと統合することです。今まで以上の業務効率や事業連携を実現し企業の財産である蓄積されたデーターを有効活用することを可能にすることで、本当の業務効率化ができ、人と企業が持続成長できる」という社会的価値を守り、「アゲタス」を開発し、軌道に乗せることが目標です。
上記2つの長期目標を掲げ、その相乗効果で税引後経常利益率10%を達成し、増改築・リフォームの業界になくてはならない存在を目指します。
その目標を目指して実現していく事で、社員が精神的、物質的にも、より一層の幸せを感じるような会社を作り、企業を発展させ、より多くの人を幸せにしていくことを追求していきます。
あらいでは、このような長期的な目標のもと、共に持続成長していく事のできる仲間を必要としています。あらいの更なる発展に貢献したいとお考えの方は是非一度当社へお越しください。