会社とは常に成長をし続けなければなりません。まわりの企業が成長し、自分の会社が現状維持のままでは、結果として、周囲より一つステージを落とすことになってしまうからです。ここでは、人が自己実現するために必要な二つの要素についてお話ししたいと思います。
自己実現に必要な2つの要素
マズロの欲求の5段階説にもあるように、人の最高の喜びとは、人生においてでのたくさんの時間を使う仕事での自己実現を成し遂げることです。
自己実現に必要な要素とは、「社会的意義の高い目標を持ち続け達成する」事と「人格を高める」事です。
この2つが理想的な持続成長を可能とし、自己実現を成し遂げるために必要な要素だと考えています。
そのためにはまず、何事も継続していく事が大事です。基本的には、継続が困難な事に人生の貴重な時間を費やすというのはもったいないことです。（取捨選択）
道徳的なことでたくさんの人に喜ばれることが大切です。（倫理観・清らかな心）
目の前にある最も難しい問題を解決していくことで、今の仕事をよりよい仕事にすることが出来、周りの仲間たちの仕事のステージも上げることができます。上がったステージで生み出されたものが、さらに社会に貢献する。（目の前の難しい問題を解決していく）（人格を高める）
いずれ結婚して家庭を作り、子供ができます。その時に家族に胸をはれるか、誇れることができるような仕事をしているかがとても家族にとって重要で、子供は親の背中を見て育つため、親から受ける影響はとても大きく、子供の人格形成にも大きく関わってくるからです。（誇りをもつ）（家族に自信をもって誇れる仕事をする）
人生の目的は生まれた時のきれいな魂を、よりもっと立派で、強く、鋭く、優しい魂に磨いていくことではないかと考えています。
これらは、一朝一夕で身につくものではないことを想定した上で、覚悟して生きていかなければいけません。
社会的意義の高い目標
人は、心が柔軟な40歳までに近くにいる仲間の役に立ったり、社会に貢献していく事を「喜び」ととらえて成長をすることができないと、その先の人生から輝きを失ってしまいます。
輝きを失うということは、人に役立つために、自分を成長させることができないことになってしまいます。みんなの役にたつことでないと他人の協力も得ることができにくくなってしまいますので、より力を発揮することが難しくなってしまいます。
あらいでは、会社が掲げる社会的な意義のある高い目標を、仲間とともに達成していく事で喜びを味わうことのできる人に成長していくための風土があります。
あらいの行動指針
社員の精神的な幸せとは、人生を共に歩んでいく仲間と一丸となって、逆境を乗り越え、人格を高め形成できるようなよりよい仕事をすることで、仕事を好きになることが大切です。ワクワク、生き生き楽しみながら働くことで、仕事の場での自己実現を達成させ、精神的な豊かさを求めていくことです。
物質的な幸せを求めていくことについては、仲間の苦労に報いるために、高い目標を達成し続けることで会社は発展し、利益を上げ続ける必要があり、会社が発展することで、仲間の物質的、経済的な安定や豊かさを求め、より一層の幸せを感じられるようにしていきます。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの経営で、人と企業が常に輝きながら、自分たちの力に応じた成長をすることで、バランスのいい経営のもと、持続成長することでより多くの人を幸せにできると信じております。
さらに独自戦略のもと、お客様が求める商品の開発・サービスを生み提供し、目の前にある最も難しい問題を解決していく事を目標としそれを達成していくことで信頼を積み重ねる。人を育て、企業として利益を上げ続け、多くの税金を納めることなどを通じて、社会の発展に貢献していきたいと考えています。
人格を高めるとは
目の前にある最も難しい問題を解決していくことで、今の仕事をよりよい仕事にする。時には、個人、仲間の考え方を修正していくことも必要です。そうすることにより、周りの仲間たちの仕事のステージも上げることができます。上がったステージで生み出されたものが、さらに社会に貢献することができ、人格を高めることができると考えています。
多くの人から、必要とされ、信頼される存在になります。その結果、たくさんの人に喜んでもらえることにつながり、そのことを喜びと感じることでさらに人格を高め続けることができます。
まず、仕事に没頭することで仕事を好きになり、社会や仲間に喜んでもらうことを意識、行動し、達成していく事で、その仕事を誇りに持つこと。その結果、自己実現をしていく事で精神的な幸せ得ることができ、人と企業に良い影響を与えていきます。そうすることによって必然的に物質的な幸せにもつながっていきます。
この一連の流れが、人と企業が成長するために必要で理想的であると考えております。
荒井の想い
私自身も、２０代、３０代のころに、人格を上げるなんてとてもできないと考えていました。
情けない話で申し訳ないのですが、ようやく理解できるようになったのは40歳を過ぎてからです。そのことを意識できずに過ごした時間を、現在すごく後悔しています。
遅いですが、このことに気が付き始めることができましたので、これからは、私を含め、仲間が積極的に人格を高めることで、一人一人の人格が上がっていく集団でありたいと考えています。
仲間一人一人の人格を確実に積み上げ成長ができる会社を風土にしていかなければいけないと考えています。
どのような表現で伝えていいかわかりませんが、おそらく、みんなの人生の目的は人格を高めていくことが目的であると考えるべきではないかと思っています。
以上が、あらいが社会的意義事業にこだわる理由です。
