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自分の仕事を天職にする

より良い人生にしていく為には、人生の中でもっともたくさんの時間を使う仕事に真正面から向き合い、今を生きている責任のある当事者として自分の人生を切り開いていかなければなりません。

自分にできることは何なのかを考え、仕事に一生懸命取り組み、何としてでも自分の仕事を天職にすることが大切です。そうして働く事での自己実現をしていくことが幸せな人生に繋がり、より価値のある人生を送ることが出来ると考えております。

私が仕事を好きになろうとしたきっかけ

わたしは現在代表を務める株式会社あらいの前身であるアライ物産で、事務員さんが伝票処理、商品の検品の仕事をしていましたが、その方が退職する事になりました。私以外にこの仕事をするものがいなかったので、私がその仕事をしなければならなくなったことがこの仕事をするきっかけであります。

初めはただ仕事をこなしていただけでしたが、「幼いころから小さくても自分で事業を始めたい」と考えていた私は、「何かをつかまないと」と考え、「会社を立派にして、自分も成長しよう」と志し、雑念をはらい、自分の仕事に没頭し頑張り始めました。

今となっては、そのことが仕事を好きになろうとしたきっかけだったかもしれませんが、当時の私には、そんなことを知るよしもありませんでした。

 

 

認められる為に

 さらに自分で販路を広げようと友人にも手伝に来てもらって、工務店や水道業者や設備業者に飛込営業でトイレ・ウォシュレットなどを販売していこうとました。しかし、お客様はすでに大手から地域の卸業者まで仕入れ先を持っており、私たちのような名前も聞いたことのない仕入れ先を相手してもらえるわけもなく、大変苦労しました。

お客様に認めてもらい商品を購入してもらう為に、いろいろなメーカー、仕入れ先を作り値段交渉しながら販売していきました。現場の知識を独学で勉強して、素早い対応を心掛けると共に、お客様に対して真面目に、地道に、誠実に接していきました。お客様の無理な要望になんとしてでも応え、やっと取引をしてもらえるようになりました。

この時期は、右も左もわからず、毎日過ごしていくのがやっとの状態でした。そしてお客様のほとんどが中小企業の工務店の社長なので、一筋縄ではいかず、大変鍛えていただきました。このようなことを粘り強く工夫を重ね、それをあきらめず繰り返しながら、少しづつお客様を増やしてきました。

そうするうちに、いつの間にか私は、自然とすっかりこの仕事が天職になってしまいました。

 

私の意義

 現在では、仲間と目の前にあるボトルネックになっている問題を乗り越え、周りの人に良い影響を与え、たくさんの人に喜んでもらえる仕事を自分の喜びとしていく事で、年々ワクワク、生き生き楽しみながら働く事が出来るようにしていこうとしています。仲間の幸せを追求すると共に、なくてはならない存在を目指し、社会に貢献する事ができるような会社にするために奮闘しています。

最初は無理に自分に強いて始めた仕事でしたが、自分から積極的に取り組み、好きとか嫌いとかの次元を超えて、今では、経営理念である「人と企業が持続成長」を追求していく事が、私の意義になっています。

何としてでも天職に

与えられた仕事を、愚痴を言いながらしていては、可能性のある人生を無駄にしてしまっていることになります。

本当に価値のある人生を開いていくために、自分に与えられた仕事を積極的に取り組み、たくさんの人に喜ばれ、誇りを持つことが出来るような仕事にしていくべきです。

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