卸業界に関わらず、営業は企業の売り上げを伸ばすキーとなるところです。しかし、同じ営業をしていてもそれがうまくいく人、いかない人がいます。なぜ株式会社あらいが少人数でここまで伸びてこれたのかについて語ります。
あらいの考え方
卸業界の市場規模は87兆6527億円とあらゆる業界の中でも堂々の第1位を飾る程の規模感です。(業界動向search.com参照)しかし、総務省の発表では年間売上高は減少傾向であり、厳しい経営環境であることは間違いありません。そんな中でも株式会社あらいはわずか10名で350社以上のお客様と取引をし、安定的で継続的な売上の増加を誇ってきました。
なぜ、それが可能だったのか。私たちが大切にする「あらいの考え方」の中から3つご紹介します。
素直であること
まず一つ目は「素直である」ということです。営業を行う上で、新人のうちは特に分からないこともたくさん出てくると思います。しかし、それを分からないまま、何となくで進めていては最終的に大きな問題になることが多くなります。分からなければ素直に分からないと伝えること。そして、分からない自分を素直に認め、貪欲に努力を続けることが営業を行う上で最も大切なことだと思います。
相手のことをまず考える
二つ目に、相手のことを考えて行動するということです。相手というのは、もちろん取引相手のお客様のことでもありますが、地域社会、そして一緒に働く仲間や会社のことも指します。
卸業を行う上で、最も基礎的で、最も重要なものが、言うまでもなく「相手との信頼関係」です。信頼関係を築くことで、お客様との密な情報連携が可能になり、よりお客様のニーズにあった商材を提供できます。また社員との密な連携は作業の効率化にも繋がります。
基礎的なことですが、当たり前を当たり前にすることが大切なのです。
人と企業の持続成長
あらいが大切にしているのが、「人と企業の持続成長」です。
一人一人の社員が成長し続けられる環境であれば、企業としても持続成長が出来ます。
あらいでは、常に企業として目の前にある最も難しい問題を解決することで、仕事のステージを上げ人格を高めていくことができます。人格を高めるような仕事を好きになり、時間を忘れるくらい熱中し、ワクワク、生き生き楽しみながら働くことで、仕事の場での自己実現につながり、精神的な豊かさを求めていくことができると考えています。
そして、仲間の苦労に報いるために、高い目標を達成し続けることで会社は発展し、利益を上げ続ける必要があり、会社が発展することで、仲間の物質的、経済的な安定や豊かさを求めていくことでより一層の幸せを感じられるようにしていきます。
三方よしの経営で、人と企業が常に輝きながら、自分たちの力に応じた成長をすることで、バランスのいい経営ができ、持続成長することで企業が永続し、積み上げていくもので、より多くの人を幸せにできると信じております。
さらに、独自戦略のもと社会的意義のある事業を展開し高い目標を達成していくことで、人を育て、企業として利益を上げ続け、社会の発展に貢献していくことで、社員の持続成長できる環境を作ることを意識しています。
だからこそ、わずか10名の卸企業でもここまで成長できたのだと感じています。