キャリアステップやキャリア形成のあり方は企業によってそれぞれ。自分自身のありたい姿を可能にするキャリアステップを歩める会社選びが非常に大切。今回は、「自分にあったキャリアステップとは?」をテーマにお話をしていきます。
キャリアステップとキャリア形成とは
キャリアステップ・キャリア形成という言葉はよく耳にしますが、実はあまり違いがわかっていない人、なんとなく使っている人が多くいるのではないでしょうか。
【キャリアステップ(キャリアパス)】
ある職位や職務に就任するために必要な業務経験とその順序、入り移動のルートの総称。(エン転職「キャリアパスとはどういう意味なの」より引用)
【キャリア形成】
関連した職務経験の連鎖を通して個人が職業能力を作り上げていくこと。(厚生労働省職業能力開発局「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会報告書」より引用)
つまり、「キャリアステップ」はキャリアアップのための道筋、「キャリア形成」はキャリアステップによって職業能力を積み上げていくこと。自分にあったキャリアステップを歩める会社を見極めることで必然的に自分の求めるキャリア形成をすることができるということです。
では、どのようなキャリアステップがあるのでしょうか。
自分にあったキャリアを歩める企業を見極めるポイント
キャリアステップには①会社が定めたキャリアステップが決められている場合、②個人で自由に選択してキャリアステップを決めることができる場合の大きく2種類があります。
①会社から大まかなキャリアステップが決められている場合
職種別採用など、職種ごとに採用される場合に多いです。基礎からこつこつと知識や経験を蓄えていくため、長期的な雇用にも繋がり、また、社員にとっても目指すべき明確な目標があるため働く上でのモチベーションになるのです。
【こんな人向け!】
・現段階で目標が明確に決まっている人
・決められたことをコツコツと行うことが得意な人
・長期的にひとつのことを極めていきたい人
②個人で自由に選択してキャリアステップを決めることができる場合
総合職採用など入り口が広い場合に多いです。入社後、実際に社会に出てから経験した上で、今後のキャリアについて考えられるため、職種との不一致などの問題が起こりにくくなります。
【こんな人に向け!】
・現段階で目標が漠然としている人
・自分で計画して動くのが好きな人
・様々なことに挑戦してみたい人
もちろん、どちらが良くて、どちらが悪いというものではないので、自分の性格や目標を加味して見極めていくことが大切です。
株式会社あらいのキャリアステップ、キャリア形成について
株式会社あらいでは、多くの人に役立つことのできる人材の育成を目指しており、キャリアステップは、捉え方によっては①と②をミックスしたものといえます。
弊社では、営業職、事務職というように職種別採用を行っており、入社後はそれぞれの職種を極めていただくという形を取っています。経営理念の追求していくために、ひとりひとりが生産性を高めていくことになりますので、ここまで来たら終わりというゴールは無く、個人の努力と力量次第でどこまででも際限なく上を目指していける環境があります。そして、上を目指すキャリアパスは一つではなく、個人がそれぞれの特性を活かした道筋をたどることができます。実際に社員の中には、商品知識を広げ深るために勉強している者もいれば、人材育成の為のノウハウを学んでいる者もいて、さまざまではありますが、高みを目指していることには変わりありません。
あなたはどのようなキャリアを歩んでいきたいですか?