近年話題になってきた働き方改革。残業を抑制し、その分、生産性を高めるための改革です。そしてあらいでも働き方改革に取り組んでいます。その実態とはどのようなものなのでしょうか。
働き方改革実現に向けて
働き方改革は、少子高齢化が進み、労働人口が減っていく中で将来の日本を考えた取り組みです。労働人口が減れば、税収が減少するにもかかわらず、高齢者が増え、社会保障が崩壊する危険性があります。その他にも、日本の国力が低下し、海外への発信力が減少したり、国防費が減って他国から侵略される危険が高まるといった問題も考えられます。
そこで、労働人口解消のために取られた対応策が、
① 女性や高齢者に働いてもらう
② 子どもを増やす
③ 生産性を高める
の3つです。
①は女性や高齢者など、これまで働いていなかった人が働けるようにするということです。②は未来の働き手を増やすということです。③はITを利用したり、個々の業務改善などで時間当たりの生産性を高めるというものです。いずれも会社が本腰を入れて取り組まないと、改革できないものです。例えば、女性に働いてもらうために、育児にも対応できるように柔軟な勤務を認めたり、会社に託児所を設けたりしている会社もあります。
あらいも働き方改革に
働き方改革は国内で大きな流れとなっており、改革できなかった会社はいずれ従業員が集まらず、生産性も低いままで衰退していくでしょう。そこで、あらいでも働き方改革に取り組んでいます。特に私たちのような少数の企業であれば、仕事が増えれば一人当たりの生産性を高めなければ、対応していけません。
そこで、開発されたのがアゲタスです。アゲタスは会社の業務管理システムで、現場で使いながら業務効率化を達成したシステムです。先日も毎日2.~3時間かかっていたホテルの最適な客室単価の設定をAIに任せたところ、稼働率が80%超えになったというニュースもありました。機械に任せるところは任せ、人は人にしかできない業務に集中することで劇的に生産性を高めることができます。
働き方改革に終わりなし
より良い働き方は時代によって変わっていきます。かつては、残業が多い人は頑張っていると好意的に見られていましたが、だんだん能力の低い人だという認識に代わってきました。そこで若い新しい考えの人に企業に入ってもらい、会社に新しい風を吹かせて欲しいと考える会社は多いはずです。あらいも例外ではありません。初めて新卒採用に踏み切りました。このように働き方改革はこれをしたから終わりというわけではなく、常により良い働き方を求めていく必要があります。皆さんが新しい風を吹かせてくれることを期待しています。