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株式会社あらいが実施する作文選考

 株式会社あらいでは、実践型インターン「あらインターン」を行う際に説明会への参加と作文提出が必要になります。説明会では社内見学などが行われ、大体1時間あるのですが、皆さんが気になるのはその後の作文選考ではないでしょうか。そこで今回はなぜ作文選考を行うのか、作文選考とは何なのか、など皆さんの疑問点を解消していこうと思います。

選考を実施する理由

 インターンの人気が沸騰してきて、インターンにおいても選考を行う企業が当たり前になってきました。それはなぜなのでしょうか。一つの理由は、応募する学生が多すぎる場合の絞り込みです。部屋の容量や社員の方が全体を見回れるかなどを考慮すると、必然的に受け入れられる学生は決まってきます。

 二つ目が学生の能力を見るためです。業務は頭を使いますから、少し能力的に難しいところがあれば、業務についていけなかったり、社員や他のインターン生の大きな負担となってしまいます。

 そして三つ目が、その会社への熱意です。選考は日程を合わせなければならなかったり、会社について学んだり労力を割かねばなりません。そこで、少し労力を必要としても志望してきてくれるかという熱意を見ているのです。

最近の就職状況について

 就職情報サイトリクルートキャリアの情報では、2018年卒の大学生のうち、10月時点での内定辞退率が64.6%になったそうです。また10月における内定率も90%を超えました。就職環境がかなり良い時代なのです。

 一方で、せっかく入社した社員も3年以内に3割が辞めると言われています。厚生労働省の調査では、新卒3年以内の離職率は、2014年時点で32.2%に上りました。この中にはキャリアアップの転職など、ポジティブなものもあるでしょうが、多くはミスマッチによるものでしょう。

 現在の就活では、ナビサイトを用いた一括エントリーが一般的に用いられています。かつては全て手書きで、エントリーシートや履歴書を書いていたのが、今ではWEB上で一斉に提出できるようになりました。これは就活生にとって便利な反面、あまり志望度が高くなくてもとりあえずエントリーするということができてしまいます。

 無論最近の売り手市場を反映して、想定以上に内定を得てしまったということもあります。しかし、簡単にエントリーができるようになり、志望度の高くない企業から内定をもらうことが増えたというのもその一因でしょう。また、大企業に比べて中小企業の新卒確保が一段と厳しくなっていることから、中小企業がマッチングしていない学生を採用してしまうということもあります。企業にとって入社前のミスマッチング解消というのは、早急の課題なのです。

作文選考とは

 そこで、ミスマッチを防ぐために、学生の本気度を確かめるのが作文選考です。作文選考は、あらいの社内を見学したうえで提出します。記入時間は約30分で、会社の話を聞いた上で感想を書いて頂きます。自分について、働くことについて、将来どのようになりたいか、リフォームの業界を支えるあらいについてどのように感じたかなど、会社説明を通して、学んだ思いのたけを400字の作文用紙にぶつけてもらいます。書くのが苦手という方でも問題ありません。思ったこと感じたことを想いのままに書いてもらえれば、その熱意と理解度を評価したいと考えています。あらインターンの参加には作文選考を避けて通ることはできません。皆さんの熱のこもった作文(感想)をお待ちしております。

 

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