大阪にある「株式会社あらい」を知っていますか？厳しいといわれている卸売業において、２０１４年で創業２０周年を迎えた企業です。その年月の中で順調に、卸から総合卸と店頭販売を営む企業にまで成長していきました。いったいどんな会社なのか、どう成長していったのかをお話していきます。
「株式会社あらい」とは？
株式会社あらいは1994年に会社を設立し2014年に創立20年を迎えました。当初は水回りの商品を主に卸売していた企業でしたが、よりお客様に密着すべく、住宅にかかわるリフォーム・増改築のプロの利便性を追求するため、その他の商材も販売し始め、今では、水回り商材、新建材、内装材、外装材・エクステリア商材、管材、建材、建築金物を販売する総合卸業者と店頭販売も行っている企業です。
私たちの住宅業界の市場規模は大きくおよそ9兆5千億円になります。住宅のリフォームというのは、住宅の数だけ存在し、また、住宅のあらゆる箇所が経年劣化をおこすため、設備・建材・金物・管材・エクステリアなど様々な商材があり、そして住宅の数だけ需要があるので、想像もできないほどの規模を持っております。
そのため、工事業者様（リフォーム会社、工務店、水道店、設備店、ガスショップ、電気工事店）は、住宅にまつわる多種多様な商品を必要とし、また様々な現場の状況に対応できるマルチな能力が求められ、それによって生じるお客様の要望は多種多様多岐にわたります。そして、メーカーがお客様ごとに直接、受注・売掛管理などの個別対応をとる事は現実的ではないという背景があり、各メーカーはお客様のニーズに合わせた供給法を確立できず、要望を完全に満たすことはできないでいます。卸という単位で管理しないと、メーカー一社一社では、そんなお客様の要望を完全に満たすことはできないのです。
そこで、私たちのような卸売業者はさまざまなメーカーの商品をお客様のニーズによって選び、組み合わせ提供することによって、お客様の多種多様の状況に対応する両者のパイプとしての役割を担い、必要な時にスピーディに商品や情報を提供することで現場を支えています。
現状と課題
どの業界も変化を問われる昨今ではありますが、これから10年間で、生産年齢人口が7000万人まで落ち込む一方で、65歳以上の人口は3500万人を突破する状況にあります。日本経済新聞は、2025年にリタイア適齢期を迎える中小経営者の約245万人のうち約半数にあたる127万人が後継者が決まっていないと報じており、大廃業時代を迎えると考えられます。
上記のような問題があるため、付加価値をつけていく事が出来る企業は、さらなる成長を望むことがでます。
そこで大切なのはお客様のニーズを的確に把握することなのです。より消費者に密着し、消費者が求めていることを与えら叶えることができるようになると、どんな時代になっても生き残ることはできます。
自社の強みをしっかり確立し、他の企業に負けない何かを作り出すことが大切になってくる時代です。自分にしか出来ないことは何なのか、他の企業が真似出来ないことは何なのか見つけ出す必要があります。
「株式会社あらい」の取り組み
あらいは、様々な仕入先と多くのお客様をつなぐ差別化されたソリューションを仲間と実践することで、多くの方々から支持いただけるようになりました。
こうして、リフォーム・増改築のプロの利便性を追求し展開したものが、ソリューションの柱となる戦略的倉庫です。
多種多様な商材の取り扱い・卸売りの現場で培われたの豊富な知識と経験・スピードと正確性を武器に、気持ちのいい対応を心掛けています。
仕入先、メーカー、お客さまからの情報をいただき、現場に役立つ商品在庫をコツコツと増やし続け、現在では15,000点を誇ります。
今後あらいは、売り場の隣にさらに建物を建設し、商品在庫点数30,000点を目指していきます。
日々、成長していくあらい
このようにあらいは戦略的倉庫を活かし、あらいに来たら何でも揃うと感じてもらえるようお客様のニーズを大切に考え、大きく成長してきました。今後もお客様に信頼され、堺で一番になるために未来を見据えた5つのソリューションでお客様の問題を解決し、三方よしの経営の実現に努めていきます。
地域密着した営業スタイルで親しみやすく、お客さまの声が届きやすくお客さまの要望に応えることができ、信頼を築いていくことで、厳しいといわれる環境の中でも成長し続けることが可能だったのです。
このように、あらいは人と企業が共に持続成長している環境が備えた企業です。地域密着をして、お客様に満足して頂けるように日々努力し続けています。やる気があり、やりがいを感じられる風土で仕事ができるのは社員にとっても恵まれています。そんな活気溢れた企業が株式会社あらいなのです。
